越後長岡 よもぎひら温泉 和泉屋

よもぎひらの日々の出来事 和泉屋のブログ

今日のイカペディア|2012年03月08日(木)

●●風食品

おはようございます。
友達に借りた漫画「へうげもの」にハマり茶道に興味のでてきたイカピーでございます。まぁ緑茶があまり好きでないうえ、正座を5分もしていられない段階でアウトなわけですが。そもそも茶室に入れない可能性すら・・・・。
へうげもの.jpg

閑話休題。
本日の本題に参ります。
もう10年以上前のことにまりましょうか、私がある飲食店でアルバイトをしていた時の話を致します。
夕食時で忙しく、料理の盛り付けをバイトの私も手伝うことになりました。
その時のメニューを正確に覚えていないのですが、白身魚の洋皿だったと思います。
その洋皿の仕上げにちょっぴりキャビアをのせるのを私は任されました。
キャビアといえば世界三大珍味!チョウザメの卵というやつでございますよ。
超庶民イカピーはその響きだけでテンション↑↑
それを少量とはいえ仕上げに添えるとは豪華!とそのキャビアの瓶詰を手に取りました。
そういう時に産地表示や原材料表記を見るのがイカピーの癖であります。
そこでイカピーが目にしたものは・・・・

食品名:キャビア風食品
原材料:海藻エキス・植物性油・・・etc
あれ?チョウザメどころか魚卵の表記がない、それどころか動物性の食品ですらない!
後で調べたところ、海藻から抽出したエキスを風味付けしてゲル状のカプセルにしたものだそうです。
そこまで高級な物でないと知り、ちょっと食べさせてもらいました。
あ、いける。
庶民イカピーは本物のキャビアなんて、一度頂き物の瓶詰を食べたことがあるくらい。
その時のは正直、塩味がキツすぎるのと独特の香りが受け入れがたくあまりおいしい印象がありませんでした。
この「キャビア風食品」はベースの味や風味をそれらしくしながら、全くキツさがなく食べやすい。
表示などを見ずに「これがキャビアだ」といわれて出されれば庶民イカピーは確実に信じましたね。

それと同じつくり方で耳にしたのが「イクラ風食品」
キャビアと同様、生臭さなどがなく風味を真似しつつもアッサリした食べ物になってます。
こちらは以前より輸入イクラの値段が安くなったため、わざわざ真似をしなくてもよくなり、ほとんどみられることが無くなったそうです。
見分け方・・・・ということでもないんですが、本来の魚卵は動物性タンパクなので熱湯などにつければ鶏卵のように白く固まります。
しかし植物エキスを使った「風味食品」は熱を加えても色がそのままなのです。
新潟の郷土料理「のっぺ」などに「ととまめ」と呼んでイクラなどの魚卵をいれますが、そのときにまったく変色しなければコピー食品となるわけです。
コピーいくら.jpg

続きは次回に。またご覧くださいませ。

人気ブログランキングへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。