越後長岡 よもぎひら温泉 和泉屋

よもぎひらの日々の出来事 和泉屋のブログ

今日のイカペディア|2012年03月09日(金)

●●風食品 ②

おはようございます。毎朝の楽しみは日経新聞の連載小説「等伯」
戦国時代の画家を主役にした歴史小説で、絵画の世界も奥が深いなぁと感じさせられます。小学校から図工や美術の成績が2だったイカピーには遠い世界のお話でございますけれども(´・ω・`)

さらにさかのぼって思い返すは小学生の頃食べた、みんな大好き駄菓子。
「人生で大切なものは全て駄菓子屋で売っていた」とよゐこの有野さんもおっしゃっています。
有野課長.jpg
その代表格である「よっちゃんイカ(正式名称・カットよっちゃん)」みなさんもお好きですよね(断定)
よっちゃんイカ.jpg
じつはアレってイカだけじゃなく、鱈のすり身をイカに似せてるものと混ぜてあるってご存知でしたか?
それを知った小学生イカピーは衝撃でしたね。
これほど長くにわたって愛される製品を原材料の値上げなどにも負けず一定価格で提供し続ける「よっちゃん食品工業」
ならびに同会長であられる金井芳雄さん(ニックネームよっちゃん)には頭の下がる思いです。

コピー食品のもとの主旨は「高価でなかなか口に出来ない物を安価なもので似せて作る」ことにありました。
しかし食生活も豊かになり、ただ高級な物のマネをするだけではない多様な目的でつくられるコピー食品がでてきました。
お祝い菓子で定番の砂糖でつくられた和菓子の鯛、洋菓子でもマジパンでいろんな形の物を表現しています。
お坊さんの精進料理など肉が食べられない人のために大豆を磨り潰したものを肉や魚に見立てた「もどき料理」などは肉と間違うほどだそうで、一度食べてみたいですね。
その他、マーガリンも元々はバターのコピー。フルーツ風味の清涼飲料で無果汁のものもフルーツジュースのコピーと言えます。
あとはビールのコピーである「発泡酒」お世話になってる方も多いのではないでしょうか?

物によっては商品名の詐称だ!とお怒りになる方もいらっしゃるようですが、イカピーは基本的にこういう「上手なだまし」の類は大好きです。
単に価格を安くするためのものやマネするだけのものに留まらず、様々な創意工夫によって生み出された「コピー食品」
みなさんが見つけた意外なコピー食品、よかったら教えてください。

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