越後長岡 よもぎひら温泉 和泉屋

よもぎひらの日々の出来事 和泉屋のブログ

2014年01月30日(木)

2月といえば?

おはようございます。
お客様の少ない時期はちょっとだけブログ更新が早くなるイカピーでございます。
(それでも月1回が2回になる程度ですが)

まずコメントの返信を。
>「りり」さん
今年も例年通りに「雪しか祭り」に和泉屋の足湯が参ります。
イカピーは夜行性動物なので、夜と早朝のイベント以外は寝ています。
(´-ω-`)zzZ
当日はヤスオ部長が皆様をお出迎えする予定ですのでお楽しみに!

もう1月も終わり、2月になるわけでございますが、
2月のイベントといえば、節分とバレンタインでございましょうか。

悲しいかな縁の無いバレンタインの話よりは、節分に関するお話でもいたしましょう。

節分で豆まきをするのは
「まめ」→「魔滅(まめつ)」
つまり悪いものを倒す、と語呂でかけたところから始まったそうです。
・・・私の知識だと、これ以上書けることありませんでした。
文字通りの「マメ知識」で終わってしまいました。
え?別に上手くもないですか、そうですか(´・ω・`)

仕方がないのでバレンタインのことも書きましょう。

このバレンタインデーというのは本来キリスト教に関するイベントで、
「聖バレンティヌス」という聖人の名前に由来するのだそうです。

3世紀のローマのお話です。
時のローマ教皇は
「兵士が奥さんや子供を持つと戦場での士気が下がる」
という理由で、兵士の結婚を禁止してしまいました。

しかしその命令を破ってでも結婚したいという若いカップルをこっそり祝福し、
結婚式を挙げてあげたキリスト教の司祭がいました。
それがバレンティヌスさんです。
彼は自分の庭の花を摘んで、新郎新婦を祝福してあげたんだそうです。

しかしそれが教皇にバレてしまい彼は処刑されてしまいます。
教皇は結婚の否定の意味を込めてか、
家庭をつかさどる女神「ジュノ」の日
(以前にジューンブライドの話題で書いた女神さまです)
2月14日を彼の処刑日に選びました。

後年、バレンティヌス司祭の命を懸けた行動から、
彼は「恋人を守護する聖人」とされ、
彼の処刑がされた2月14日を「バレンタインデー」と呼ぶようになったそうです。

それにつけても、バレンタインデー然り、節分の恵方然り、以前に書いたハロウィン然り、
他文化を自分たちの商売に沿わせ、独自文化として確立させた先達の知恵と発想には感服いたしますな。

各種イベントには基本的に便乗して楽しむ主義のイカピーではございますが、
バレンタインデーばかりは便乗のしようがございませぬ故・・・・
(´・ω:;.:…

みなさまは偉人、先達に感謝をしつつ、それぞれのイベントをお楽しみくださいませ。

2014年01月21日(火)

ふつう?

世間では風邪が流行しいるようですね。
みなさまはご体調崩されておりませんでしょうか?
流行の先端で風邪をひき、一足早く治ったイカピーでございます。

先日、学校の先生方が慰労会で和泉屋をご利用なさった折に、
「この前の『地元愛』の話はよかったよ。君は大した文才だ」
と、ある校長先生からお褒めの言葉をいただきました。
まぁ上機嫌に酔っていらっしゃったので、額面通りに受け止められませんが(汗)
何歳になっても先生に文章を褒められるというのは嬉しいものでございます。

「みんなが言う『ふつう』ってさ
 なんだかんだで実際は多分
 『真ん中』じゃなく、理想に近い」

唐突でしたがこれは、五十嵐が好きな女性歌手の曲の一節です。

五十嵐は最近この「ふつう」という言葉について考えます。

私たちは日常会話の中で「普通は~」とか「一般的に~」「常識的に~」などの言葉を無意識に用います。
「ふつう」という言葉を辞書を引くと「一般的であること」「ありふれたものであること」「変わっていないこと」などとあります。
でもこの言葉って、曖昧な物だと思いませんか?

そう考えていて、何気なく聞いていた上記の歌詞を意識して「確かに!」と感心いたしました。

五十嵐も三十路街道を歩み始めて久しい年齢でございます。
和泉屋のなかでは若手のつもりでも、20歳前後の人たちに触れると年齢差と申しますか、価値観の違いを痛感いたします。
私が「ふつう・当たり前・常識」と思うことが、彼らのそれとは違うのでございましょうな。
まぁ、同じように先輩方も私たちとのギャップを感じてきたことなのでしょうけど(・ω・;)

そう感じるのも、私が無意識に口にする「ふつう」が
「真ん中よりも理想に寄った」ものなんだろうなぁ。
と思い返したりいたすわけです。

別段これを悪い傾向と思っているわけではなく、
まして自分の中の「ふつう」を厳密な中間値に意識しなおすべきとは全く思っておりません。
むしろこの「中間値より少し理想値寄りのふつう」というのが、最近の私の目標でございます。

実はこの好きな曲、この後に
「だけど普通じゃ物足りない、最高を求めて旅をするのが生きている証拠だから」
という感じの歌詞が続きます。

向上心の足りないイカピーはそこまでの気持ちになれませぬ(;・ω・)

他人から見て
「(真ん中より理想に近い)ふつうくらいにできる男」
を目指していこうと思っています。

2014年01月07日(火)

自分に投資

新年明けましておめでとうございます。

「女将にかわりまして」とか「スタッフを代表致しまして」
など大仰なことの言えぬ小心者のイカピー。
あくまで個人として新年のご挨拶を申し上げます。

年末年始に忙しくさせて頂く仕事に就いてから親類付き合いなども希薄になりました。
私の場合はお年玉をあげる相手とてなく、さほどの出費のない年越しでございましたが、皆様はいかがでございましょうか?

先日、NHKさんの番組だったかと思うのですが、拝見して興味をそそられる話がございました。

テーマは「節約術」
主にご家庭の奥様向けの、家計のやりくりを助ける節約アドバイスの番組でした。

独り身の五十嵐は、自分の収入を自由に使える身ですし、
日頃、節約に心を砕くこともございません。
ですが、その番組で紹介していたその手法・・・というよりは考え方に感銘を受けました。

まず番組内で奥様方に推奨していた話を、多少うろおぼえながら説明いたします。
・日々の買い物のレシート・領収書を保管しておく。
・定期的にそのレシートを
①日々の生活に必要な食品や消耗品などの「必要」
②これは必要なかった、無駄遣いだったという「浪費」
③これを買ったことで自分の成長や向上につながったという「投資」
に分別する
・「浪費」に分けられたものを意識し、今後は似たようなものを買い控えるように注意する。

と、以上のような内容でした。
買うとき、買ったばかりの時には気づきづらい不用品を、後に冷静に見つめ直そう。という趣旨のことでした。
これも頷かされる話ではありましたが、五十嵐が興味を示したのは③の「投資」という分類です。
例えば、参考書や学術書などの購入は自分自身の知識となり身になるものです。
これは文句なく「自分に対する投資」と言って良いでしょう。

しかし、その番組の中では、とあるご家庭の奥様の買い物レシートを例にあげ、
奥様が自分で食べるために買ったお菓子は無駄な「浪費」と反省しながら、
旦那様の好物のプリンの購入を、お仕事の活力のため、旦那様への「投資」と分類していらっしゃいました。

似たようなものでも、自分の判断で「浪費」と「投資」に分類して良いとのこと。
言い換えれば、全てのものを「無駄」と断じることも、自分に必要なものだったと理屈づけても良いということになります。
ここが五十嵐が一番興味を惹かれたところです。

私は「使ってこそのお金」という主義で、他人に迷惑をかけない範囲の浪費は悪いことではないと考えています。
この番組を見て「ひとつひとつの買い物の意味を考える」という過程に意義を感じました。

ほとんど浪費と思われるもの、無駄に近いものに「これが自分にどういう影響をあたえた」と意味を持たせることで買い物の意義が増すのではないでしょうか。

例えば、浪費の代表格にして、他人に文字通り煙たがられる存在「煙草」
私も少量ながら喫煙の習慣がございます。
世間一般に「百害あって一利なし」と蔑まれる品も
「この1本を吸うことで気持ちが落ち着いた」
「喫煙で冷静になったから安全運転に努められる」
など自分勝手な理論を振りかざして良いのだと思います。
(あくまで買い物をする上での観点ですので、非喫煙者への配慮は忘れずに(; ・`ω・´)

そうやって、様々なものに前向きな意味をもたせることは、思考や精神衛生にも良いこと・・・
昔ななめ読んだ「脳内革命」にそんなことが書いてあった気がします。

そして我々「サービス業」
形のないものにお金を払っていただく商売でございます。
お来しいただいたお客様に「時間とお金を浪費した」と思われるようではいけません。
「和泉屋で温泉に入りくつろぐことは、自分に対する投資」
お客様にそう思っていただけるサービスを目指したいと思います。

あらためまして、2014年も和泉屋をよろしくお願い申し上げます。
と、これまた個人的なご挨拶を以て締めさせていただきます。

2013年12月07日(土)

Santa claus is coming to IZUMIYA

師(お坊さん)が東奔西走するほどに忙しいと書いて師走。
皆様はいかがお過ごしになられていらっしゃいますでしょうか?
私ども和泉屋もお陰様で忙しくさせて頂いております。

雨は夜更け過ぎに雪へと変わりました。
おはようございます。イカピーでございます。

久々のコメント返信から。
>かずっちさん
いつもありがとうございます。お子さんと一緒に来られる日を待ってます。
串焼きにもつ鍋ですかぁ・・・・いいですなぁ(´・ω・`)

忘年会に年越しと沢山のイベントが控えるこの12月、今年も皆様のご予約をいただき感謝の毎日です。
ただそんなイベントのなかでひとつだけ、例年、和泉屋がちょっと寂しくなる1日があります。

それはクリスマス。
年末を彩る華やかなイベントなのですが、和泉屋にこの日においでになるお客様はあまりいらっしゃらないのです。

イルミネーションが輝く街、大きな七面鳥、キラキラのクリスマスツリー、シャンパンで乾杯をしてケーキを食べ、極め付けはサンタクロースからのプレゼント!
・・・・と、そんな西洋のイメージが和風の温泉旅館に合わないのでしょうか?
これまでは私たちも、仕方ない事と諦めていたところがございました。

しかし、今年の和泉屋は違います!
皆様にすてきなクリスマスイブを送っていただきたく、12月24日に特別なプランを用意いたしました。
まず冬の星座に負けないほどのイルミネーションを飾りました。

七面鳥・・・は難しいですが、板前が腕を揮ってご馳走も用意いたします。

腕を揮うのは板前だけではありません。
この日はバーテンダーがスペシャルカクテルを、しかも特別価格¥500にて提供させていただきます。

ご希望の方には、ケーキのご注文も承ります。(要事前予約、別料金)

さらに今年は、お子様のいらっしゃるご家族様のところにはサンタクロースが参ります。

そして和泉屋クリスマスのメインは、皆様無料のジャズコンサート。
キラキラ特別仕様の和泉屋でジャズを楽しむクリスマス。
「和風旅館だって、クリスマスやれます!」というところをどうかご覧いただきたい。

女将とスタッフ一同が精一杯に、皆様の聖なる夜を演出させていただきます。

実を申しますと、山奥の生まれで「クリスマス」だの「パーティ」だのに縁のない幼少期を過ごした五十嵐でございます。
クリスマスに対するイメージが貧相やもしれませんが、ご容赦を。

さぁ、12月24日はがんばってサンタになりますか!
えぇ、私がなりますとも(`・ω・´)
イヴはイカサンタの登場をお楽しみに。

2013年11月26日(火)

地元愛

ある朝の出来事でございました。
いつも通りの夜勤の五十嵐と、朝出勤してきたヤスオ部長の会話でございます。
「イカピー、僕これから会議で出かけるから」
「新潟市まで行くんでしたか?気を付けて行って来てください」
「それが、いろいろと用意するものが多くって、ちょっとイカピーに手伝ってほしいんだけど」
「はい、手伝えることであれば・・・」
「今日の会議のなかで発表する『自分が新潟に生まれてよかったこと』って内容で、ちょっと文章つくって。出発まであと1時間以内に」

朝から随分な無茶振りをなさる我が部長でございました。

とはいえ、常より地元愛は人一倍と自負している五十嵐でございます。
面目躍如と取り掛かりました。

新潟に生まれよかったこと、新潟の魅力・・・・
やっぱり食べることしか思いつきませんでした。
ということで、ヤスオ部長に提出した構想10分、執筆30分の文章を以下転載いたします。


私が新潟県に生まれてよかったと思う事は「食」です。

言わずもがな、我々が日本一と誇る「コシヒカリ」を筆頭に、
肉、魚、野菜など様々な美味しい食べ物に囲まれて育ったことを幸福に思っています。

まずはお米。
私の家は農家で、幼少より米作りを手伝い、お米を作る手間とその有り難さを実感してきました。
とくに機械を使わずに、天日干し「はざ掛け」で乾燥をさせたお米は胸を張って他県の方に推せる一品です。
八十八の手間をかけると言われ、一年の半分もの期間をお日様の下で育ったコシヒカリ。
また、濃緑から黄金色に姿を変える色彩と、長岡・山古志の誇る「棚田」の景観美も新潟と言わず、日本から世界に誇るべき文化と思います。

次に、美味しいお肉と魚が揃っていることも、県の自慢だと思います。
筆頭はやはり「日本海の幸」です。寺泊や柏崎から揚がる魚介の美味しさはコシヒカリのベストパートナーだと私は思っています。
さらに畜産業も盛んで、地元のおいしい山古志牛をいただく機会も多々ありました。

野菜も忘れてはいけません。
長岡名産の夏野菜たちに加え、厳しい冬を雪の下で耐え甘味を増す「雪下野菜」も魅力です。
昔ながらの郷土の味付けで、これもまたコシヒカリとの相性抜群。
お互いを輝かせます。

米、肉、肴、野菜・・・どれも信濃川から日本海に繋がる、雄大な水運と肥沃な大地がもたらしてくれる大地の恵みではないでしょうか?

旅行で他県に伺うと、土地のお食事に舌鼓を打ちながらも
「やっぱりお米は新潟だよなぁ」とか「お肉は素晴らしいけど、魚がちょっとなぁ」などという感想を抱く共に、いかに新潟の食文化に「舌」と「この身」を肥えさせてきたかを実感いたします。

これだけ様々な食の分野で高い水準を見せられる地域というのは、なかなか無いのではないでしょうか?

最後に一言、言わせていただきます。
「よくぞ新潟県に生まれけり」

もう少し、お時間猶予いただければ凝った文章にできたと悔やまれる部分もございますが如何でしょうか?

ときに皆様はお住まいの地元がお好きですか?
突然に、「あなたの住む町のいいところを教えて」と言われて紹介できますか?

皆様の町のアピールポイント(特に美味しい食べ物)を是非にお教え下さい。

2013年11月11日(月)

てんこもり号

おはようございます。
霜月の名に負けない冷え込みとなって参りました。
イカピーでございます。

いつもの私のブログらしくありませんが、珍しく旅のご案内をさせていただきます。

和泉屋へのご宿泊をご検討の皆様、お越しの際に観光もお考えではいらっしゃいませんか?

和泉屋がお勧めする素晴らしくお得な企画がございます。
それは「越後交通」さんが主催する「てんこもり号」というバスの旅です。

バスの旅といっても長時間にいくつもの観光地を廻るコースではなく、
季節に合わせて、越後交通さんが厳選した場所をじっくり楽しんで頂くコースになっております。

この企画をお勧めするポイントはいくつかございますが、
まず何を措いてもそのお値段!
大人¥500 小学生¥200 幼児は無料
というサービスぶりです。(各施設使用料は別料金になります)
正直に申し上げて、宿が用意するバスでは真似のできないお値段設定。
感服でございます。

続いてはコースについて。
こちらは午前出発、と午後出発に分かれる半日のコースになるのですが、
午後のご利用ならば、長岡駅を出発し、観光を終えたら私共「和泉屋」の前までお連れ下さいます。
午前のコースならば逆に和泉屋の前から出発し、長岡駅まで連れて行っていただけるのです。
もとより電車旅をご予定の方はもちろん、マイカー旅行を検討していた方も電車旅プラス「てんこもり号」コースをお勧めいたします。

さらには、こちらは越後交通さんからバスガイドがついてくれます。
これも私共が用意するバスでは真似のできない事。
美人ガイドさんの案内で観光・・・いかがでございましょう?

ここまでが「てんこもり号」の通年の企画の説明でございました。

続きまして、この11月のコースについてご案内いたします。
この「てんこもり号」秋の企画は
「紅葉のもみじ園と酒蔵見学の旅」です。

秋といえば紅葉でございます。
今回の「てんこもり号」の秋のコースには、自然豊かな長岡市のなかでも、特に紅葉が美しくご覧いただける
「もみじ園」「山口庭園」という場所が選ばれております。

さらに銘酒「久保田」を筆頭にして全国に名前を響かせる「朝日酒造」さんもコースに入っています。
こちらでは酒造を見学できるほか
お土産のお酒の買い物もできる「酒楽の里あさひやま」
美味しいお蕎麦とお酒をいただける食事処「あさひ山蛍庵」
といった施設も併設していらっしゃいます。
紅葉を眺めながら、お蕎麦と日本酒とは風流でございますなぁ。

午前出発と午後出発の2種類があることは前述いたしましたが、
イカピーが個人的にお奨めしたいのは午前コースの方でございます。

和泉屋をチェックアウトしてAM9:00に宿を出発。
紅葉を楽しみつつ、お昼にはお蕎麦とお酒をいただき、
PM1:30長岡駅着という時間も程よいと思われます 。

特に、車旅では運転手を務めることの多い「ダンナ様」や「お父様」
電車とバスの旅で昼からお酒を楽しむ旅も優雅だと思われませんか?

以上、和泉屋の女将も「私も一緒に連れてってもらいたいわ~」と見送る、
お得な企画「てんこもり号」の紹介でございました。
長岡の素敵な秋をおすごし下さいませ。

・・・・・という記事を実は10日も前に用意していたところ、アップロードを忘れておりまして・・・(´・ω・`)
紅葉をオススメする前に、初雪を迎えてしまいました。
雪を見ると憂鬱になる地元民でございます。

数年前に九州の方よりおいでになったお客様にこんなお話を伺いました。
「大雪の地域は大変だけど、毎年来る『計算できる天災』でしょう。こっちの方の台風ってのはいつどんな規模でやってくるかわかんないから計算できないんだよね。だから対策が大変なんだよ」

なるほどと思いました。
今年、甚大な台風被害を受けられた方々をお見舞い申し上げるとともに、
『計算できる』空からの攻撃と、今シーズンも闘っていこうと思います。

2013年10月10日(木)

旅はお好きですか?

おはようございます。
先日、会社見学にきた中学校の生徒さんに「ブログ書いてるイカピーはいないんですか?」と質問されたと聞き、ちょっと上機嫌のイカピーでございます。
まぁ会社見学前に授業でHP予習とかしたのでしょうけどね(^ω^ゞ
イカピーは夜行性なので日の高い時間は寝ています。

皆様、旅行はお好きでしょうか?
当欄、温泉旅館のHPのスタッフブログまでご覧いただいているということは、決してお嫌いでないと推察いたします。

私、五十嵐は先日まで
「この10年、新潟県から出てないなぁ」
「豊栄の新潟競馬場より遠くに出たのっていつだっけ・・・?」
という極端なデブ症・・・もとい出不精でありました。
それを見かねて。ということでもないでしょうが、和泉屋の誇るエースドライバー棚村に誘われ、京都旅行にでかけたのが今年の一月のこと。
そのときの神社、仏閣巡りに心洗われ、「もっと旅がしたい」と思うにいたった新年でありました。

去る7月末には、友人と休暇を合わせ米沢旅行をして参りました。
歴史好きを自認しながら、関連の土地に全く行ったことがなかった事実を恥じつつ
また数ある戦国武家のなかでも最も心酔している「上杉家」の関係施設を観光してきました。
ついでに、米沢牛も大変おいしくいただいて参りました。

そしてまた次の旅にでたくてウズウズしている「にわか旅好き」の五十嵐であります。

そんな「にわか」と違い、気合の入った旅好きが和泉屋スタッフには3人ほどおります。

1人目は、大のつくディズニー好きで、持ち物は全てミッキーマウス関連。
新潟は長岡から千葉舞浜まで「日帰りで余裕ですよ」と豪語し、時間があればディズニーランド・シーに出かける
ルーム係Tさん。

続いて、世にいうところの「韓流女子」で、数日の休暇でも韓国まで飛びまくる
フロントK先輩。
「だってすぐ隣だよ。そこらへんの国内旅行するより近いもの」とのこと。
これも豪気なお言葉。

最後は、山をこよなく愛し、先日の富士山世界遺産登録の折には、我がことのように喜んでいた
フロントWada先輩。(あ、伏せてない(^ω^;)
・前日の23時まで仕事
・深夜バスで富士山の麓まで移動
・開山時刻とともに登山開始
・その日のうちに帰宅
という強行軍を日常的に続けてきた39歳。
「全然疲れないよ。むしろ日頃の疲れを癒しに登山してる」
もはや五十嵐の理解を超えたお言葉。

みんな10年以上新潟県内に引きこもってきた五十嵐からすれば、尊敬すべき行動力のお歴々であります。

五十嵐はそんな境地には程遠いですが、積極的に時間を作って、「歴史めぐり」の旅を続けていこうと思っています。

みなさまもお時間に余裕がございましたら、充実の旅をなさってくださいませ。

行先は「新潟県」の「よもぎひら温泉」の「和泉屋」などはいかがでございましょうか?

2013年09月21日(土)

せっさたくま

おはようございます。
日本中を震撼させた嵐が過ぎ、めっきり秋めいて参りました。
先の嵐に被害を受けられた方々のご心中をお察しもうしあげます。

お盆過ぎの休みに仏壇参りのため帰省した際、母から聞いた話でございます。

五十嵐の母は、新潟県で最も大規模なスーパーマーケットチェーンにパート勤めをしております。
業務は、鮮魚部でお刺身をさばいたりしているとのことです。

先月にその大手スーパーの催し(?)がありました。
新潟県内70店舗スーパー全ての鮮魚部から、課題として共通の品物を作って集め、品評会を行うという物だそうです。

今回の課題は「マグロ、サーモン、鯛、イカ、エビ、ブリ」のお刺身6点盛り。
制限時間5分の間に、
専用ケースにツマを盛付け、大葉を配し、
お刺身をさばき、盛付け、ケースのフタをするという行程をこなし、出来栄えを競います。
評価項目も
「お刺身の角がたっていて大きさが揃っているか」
「ツマが大葉やお刺身にきれいに隠れているか」
「大葉が均等に45度の角度で配置されているか」
「ケースに蓋をしたときに蓋に刺身が触れないか」
などなど多岐に渡るそうです。

それを各店舗で代表者が店長の立会の下で作成し、店長が品評会会場に持ち寄って審査を受けるんだとか。
その2013年品評会で、五十嵐母はなんと70店舗で1位をとったんだそうです。
我が親ながら器用な事で、感心いたしました。

私といえば、
・小学校で初めて紐靴を履いた時に蝶結びが出来ずに泣きながら特訓(出来るまでご飯抜き)をする
・裁縫の授業で1時間かけても針に糸が通せない
・調理実習で「黒いクリームシチュー」を作る(詳細省略)
などなどの逸話を作り上げた、「超不器用」
自分、ぶきようですから(´・ω・`)

まぁ私の話はさておいて、母は
「なにか賞品とかでるわけじゃないけど、こうやって1位もらえると仕事に張り合いがでるわね」
と言っておりました。
なるほど、スタッフ間での切磋琢磨というのも大切なことですね。
1位をとった母への感心とともに、この勤め先の催しに深く感心をいたしました。

これを和泉屋でやってみるとすると・・・みんなそれぞれ担当が違うし比較もしづらいですし・・・・
そうだ。流行り(?)を真似て「和泉屋総選挙」とかいかがでしょうかね?
仲居係やフロントスタッフで直接お気に召したスタッフがいた、
気に入った料理があった、もしくは掃除に感心した、などなどをお客様に投票していただくんです。
いかがでしょう、女将さん?

もし実現して、ブログが面白い・・・と思ってくださる方は五十嵐に是非一票を(`・ω・´)

2013年08月29日(木)

けんこう?

ご無沙汰にございます。
現在、友人に借りて司馬遼太郎先生の小説「功名が辻」を拝読しております、イカピーでございます。
数年前に大河ドラマにもなったのでご存知の方もいらっしゃいましょうか。
・・・あんな奥さんが欲しいですなぁ(切実)

<手田さん
コメントの返信も随分なご無沙汰になってしまい、申し訳ありませぬ。
いつもご覧くださり、またご心配くださり、本当にありがとうございます。
またお会いできる日をお待ちしております。

ときに皆様、ご自身の健康状態を把握していらっしゃいますか?

先日、和泉屋スタッフの健康診断が行われました。
その結果通知の幾多の評価項目なかで、多数の「」評価を頂戴いたしました。
」とは何の略でございましょうなぁ?
Good(良い)? 
Great(素晴らしい)?
God(神降臨)?! 
いやはや過分なご評価を頂戴したものでございます(^ω^;

・・・・現実逃避はこれくらいにいたしましょう。
実際にはAほど健康評価が高く、Gは最低評価。
いいかえると「すぐに医者に行け」というレベルです。
えぇ、まぁ慣れっこでございますがね。
(いや、慣れるのでなく改善に努めねばならないのですが・・・)

五十嵐と同じく30代行進中のヤスオ部長も、今回の診断があまり芳しくなかったご様子。

みなさまもご健康にはお気を付けくださいませ。

あ、健康には温泉が良いですよね!

2013年07月10日(水)

あれから2年が経ちました

7月10日生まれ、嫌いな食べ物は納豆のイカピーでございます。

五十嵐にとって忌まわしくも、強い教訓となった「出来事」から早2年が経過いたしました。
当ブログでご覧いただいた方も居られますでしょうか?
運転免許の更新を忘れ、再び教習所に通い、試験を受けて免許をやっととりもどした
「うっかり失効」事件であります。

思い起こせば、あれが29歳11か月・・・・三十路を目前にした出来事でした。
先日、この32歳の誕生日を目の前にして、免許の「初」更新に行って参りました。
(※失効後習得した免許は新規のものなので、五十嵐の扱いは運転初心者でした。実際には「初」ではありません)

免許習得から2年経過の初更新には「初回講習」という、交通事故や安全運転の基礎復習の講義が2時間程課せられます。
えぇ、これも私は2回目ですとも。
この講習が行われる教室に入って、周囲を見渡すと・・・
「うゎ~みんな若い(;・∀・)」
免許を習得したのが18~20歳くらいの人たちでしょう、そこから2年経過した20~22歳くらいの受講者ばかり。
ぱっと見た限り、五十嵐31歳11か月はダントツの年齢トップでしたね。

講師の先生「みなさんのように20代前半というのは身体能力が最も充実している時で、30代に入るとどんどん衰えをかんじるようになっていきます」
はい。すっごい実感してます(^ω^;)

初回講習の内容は、わかりきった内容ながら、20代の前半に受けた時より身に染みて受け入れられたよう思います。
特に今回の先生の話で面白い・・・というか、心に残った話が、
「スピードを出す運転はラクな運転。ゆっくり走る運転は上手な運転」というお話。
一見するとスピードを出す方が運転技術が要るんじゃないか?と思います。
しかしこの先生の説明は
「スピードを出すと、周囲の光景が高速で流れて、視覚・聴覚から入ってくる情報が少なくなるから脳が楽をする。
ゆっくり運転では周囲の情報が目まぐるしく入って来るので、その情報をしっかり活かした運転こそが上手な運転である。
未熟な運転手は、情報処理がストレスになるから、スピードを出したくなる」
とのこと。これは目から鱗でしたね。

私も以前はどちらかというとスピードを出す方で、しばしば追い越し運転をし、追い越されるとイラっときたりする方でした。

近年はそれを戒めようと自制していましたが、この話を聞いて気持ちの抑制がずっとうまくいくようになったように思います。

最近は先生の教えに、自分なりに解釈を加え
「ゆっくり運転している人は、余裕のある人。
スピードを出している人は、「運転技術が未熟」「仕事や私事の時間調整が下手」など余裕のない人」
と考えながら、安全運転に努めるようにしています。

どうしても根っこのところが乱暴運転の五十嵐ですので、少し強引な理論を以て精一杯に安全運転をしていこうと思います。