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今日のイカペディア|2011年12月29日(木)

判官贔屓

おはようございます。
和泉屋内でも1.2を争うほど涙腺の緩い男、イカピーでございます。
ちょっとした感動ですぐ泣きます。

唐突ですが
「判官贔屓」この漢字を読めますでしょうか?
「ほうがんびいき」と読みます。
意味はかわいそうなものや同情的な境遇のものに心惹かれ、ひいきすること。
ちょっとわかりづらいでしょうか?

例えばスポーツや格闘技何でもいいんですが、生まれながらのエリートで恵まれた環境で育った無敵のチャンピオンと、貧しい生活や挫折を繰り返しながら成長していったチャレンジャーが対決することになったとして、あなたはどっちを応援しますか?
例えがアバウトすぎてイメージしづらいかもしれませんが、きっと後者に感情移入する人が大半だと思います。
かわいそうな境遇の人、逆境の人を応援したいと思う気持ち、これは日本人に特に強いそうです。

先日のフィギュアスケートでお母さんを亡くされたばかりの浅田真央選手をいつもより一層強く応援した人も多かったんじゃないでしょうか?
かくいう私もその一人です。

この判官贔屓の判官ってなんでしょう?
実はコレ源平時代の英雄・源義経の官職なんです。フルネーム「源九郎判官義経(みなもとのくろうほうがんよしつね)」
彼は劣勢の中、敵方である平家を次々に打ち破り源氏の一族を勝利に導いたにも関わらず、兄の源頼朝に命を狙われついに自害してしまいます。
その悲劇的な生涯に後世の人は感動、同情し「判官贔屓」という言葉が生まれたそうです。
現在は学術的に完全に否定されていますが「源義経は生き延びて北海道でアイヌ一族として暮らした」とか「モンゴルに渡ってチンギス・ハン」になったなどの説も一時期取り上げられていました。
これも悲劇のヒーローのハッピーエンドを願う「判官贔屓」の気持ちから生まれた異説なんじゃないでしょうか?

さて来年の大河ドラマは「平清盛」です。
いってみれば「日本人のみんなに好かれやすい源義経」の宿敵側が主役。
どんなドラマになるのか楽しみですね。

まぁ、ナイトワーカー五十嵐は日曜の夜はまず仕事で見れないんですが(・ω・;)

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