越後長岡 よもぎひら温泉 和泉屋

よもぎひらの日々の出来事 和泉屋のブログ

2012年06月25日(月)

あぶらをうる

おはようございます。携帯電話が故障中のイカピーでございます。
原因不明の故障で現在修理中であります。
最近は気温と共に懐の方も温まって参りましたので(賭け事的な意味で)
買い替えも吝かではなかったのですが、修理をしないとデータの移行もできないとのことで、現在は代替機をお借りしている状態であります(´・ω・`)
イカピー 和泉屋.jpg
もし当ブログをご覧の方のなかに、五十嵐の知人がおりましたらメール連絡をください。電話番号・メールアドレスはそのままの代替機を借りてきています。

と、会社のブログで私信をして怒られないだろうか・・・・(; ・`д・´)

では、いつものように言葉のお話をいたしましょう。

五十嵐はお客さんとの雑談が好きな方です。
また、お子さん連れを見るとついついお子さんにかまって時間を忘れてしまいます。
「またイカピーは仕事中に油を売って・・・」
なんて先輩方に言われるわけですが、この仕事をサボったりのんびり仕事をしたりするときに使う「油を売る」ってどういうことでしょうか?
油すまし.jpg(これは油すまし)

まずここで言う「油」とは燃料でも食用でもなく、女性の髪につける整髪油、言い換えれば化粧品を指す言葉でなんです。
江戸時代の油売り、化粧品のセールスマンをイメージしてみてください。
「お姉さんキレイだね。この化粧品をつけたらもっとキレイになるよ」
なんてシンプルな文句で売れるほど簡単な商売ではありません。
なにげない雑談から女性の気持ちを惹きつけ、少しづつ油(化粧品)を買う気にさせていくわけです。

セールスマン達は必死に営業トークをしているわけですが、これを傍目から見ると「仕事中に女性と楽しくおしゃべりしてる」ように見えるわけです。
ここから勤務中に怠けている様子を「油を売る」と言うようになったのです。
本人たちは一生懸命だったんですけどね (;´ω`)

語源の如くに「五十嵐がお客さんと雑談するのは和泉屋のアピールのためです!」なんて理論武装しつつ、今日も油を売るイカピーでございました。

2012年06月19日(火)

恩師と

おはようございます。ようやく車から若葉マークがとれましたイカピーでございます。
免許失効から再習得までのことは当ブログのバックナンバーをご覧いただけるとありがたいです。

先日、専門学校時代の恩師と久しぶりにお茶をしてきました。

その先生は中越震災の折、和泉屋を解雇され職も住まいも失った私に、ご自身がお持ちのアパートを本来の半額ほどで私に貸してくださいました。
柏崎市の駅から徒歩10分、最寄コンビニまで2分、海岸まで5分、そのうえ交通量も多くない閑静な地域と素晴らしい物件でありました。
先生からその住まいを貸して頂けるという話があったから、五十嵐は慣れた長岡市蓬平を離れ、柏崎市で新生活を送るという決意が出来たのでした。

和泉屋以外の仕事をしてみた柏崎市での2年間というのは私にとって必要な経験であり、やはり旅館の仕事が一番私に合っていると確信するに至った経緯でもあります。
女将さんからのお誘いで再び和泉屋に戻った今でもその経験は掛替えのないものだと思っています。
そのきっかけを下さった先生には感謝してもしたりません。

五十嵐が専門学校を卒業してからすでに10年近くになります。
先生とは卒業後も毎年1回以上はお茶や食事をご一緒していましたが、ここ数年ははなかなか機会がなくおよそ3年ぶりの再会となりました。

喫茶店でお互いの近況などとりとめのない話をしただけなのですが、10年を経てもかわらず穏やかな恩師の様子に安心をしました。
それと共に、先生に初孫ができておじいちゃんになったお話や、母校が様変わりした変遷などを聞き、時間の流れも同時に実感しました。
1時間半ほどのティータイムでしたが、充実のひと時でありました。 ( ゚ω゚)旦~

このブログで何度か書いて参りましたが、五十嵐は子供好き&お年寄り好きです。
子供の無邪気な笑顔や、おじいちゃんおばあちゃんの穏やかな笑顔に癒されております。

五十嵐が昔になにかの本で読んでずっと心に残っている言葉があります。
「子供叱るな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの」

五十嵐自身が子供のころに感銘を受け、年齢を重ねるごとにさらに深く感じ入っている言葉です。
子供のやんちゃをただ厭うのではなく、自分にもこんな頃があったなぁと思い返し、
おじいちゃん達を見ながら、自分はどんなふうに年を取るんだろうとイメージをする、そんな大人でありたいと思っています。

改めて調べてみたところによると、この言葉は作者不明で浄土宗の信者の人が読んだ詩だそうです。
さらに
「来た道行く道二人旅 これから通る今日の道 通り直しのできぬ道」
と続くんだそうです。
人生を、過去の自分と未来の自分の「二人旅」と表現しているところがまた味わい深いですよね。
続きの句を知って、この詩がいっそう好きになりました。

先生がお茶を飲みながら初孫が可愛くて仕方ないというお話を幸せそうになさるのを見て、こういう年齢の重ね方をできたらいいなぁと思いましたね。
まずは、奥さんみつけて子供が出来なくては孫なんて夢のまた夢なわけですが・・・・(´・ω・`)

2012年06月16日(土)

えんま様に会いに行こう(^O^)/

みなさん、こんにちは。ブログ部の安尾です。
先日のお休みは、子供を連れて【えんま市】に遊びに行ってきました。
柏崎 えんま市 ロゴ.jpg
えんま市】をご存じでしょうか?
新潟県の柏崎市で毎年6/14~16の3日間行われるお祭りです。
柏崎の商店街にある【えんま堂】のお祭りで、
道路にはたくさんの露店が立ち並びます。
その数およそ500店!!総距離2000メートルにもなります。
その歴史は古く、120年以上も前から行われているそうです。
縁日・露店といえば、そのほとんどがお祭り月間の8月に集中しますが、
この【えんま市】は6月開催。
全国の露店商が集まりやすい時期のためたくさんの露店が集まります。
柏崎 えんま市 青空 3.jpg
(奥までず~~~と続いています。先が見えません)

家族4人でのお祭りはこれが初めて、たくさん並ぶ露店に子供は大喜び。
迷子になるからいけないと手をつないでいたんですが、その手を振り切って露店に走っていきます。
おいしそうなチョコバナナ・辺りを漂うタコ焼きのいいにおい。
今日のお昼御飯はここで決まりですね。
柏崎 えんま市 屋台.jpg 柏崎 えんま市 屋台 4.jpg 柏崎 えんま市 屋台 5.jpg

日差しも夏のように強く、とても暑かったです。
我慢できずにかき氷を買っちゃいました。
僕はもちろん地ビールw
柏崎 えんま市 休憩.jpg 柏崎 えんま市 かき氷 2.jpg 柏崎 えんま市 かき氷 ビール.jpg
行けども行けども露店は途切れません。
柏崎 えんま市 散策 2.jpg

初めて見た金魚すくいに興味津津。
柏崎 えんま市 金魚すくい.jpg
「お兄ちゃん、やってみる?」とおじさん。
「じゃぁ、一回だけ」

「そ~と動かすんだよ」
「ああ゛~! やぶれるやぶれる」
「そうそう、隅っこに追い詰めて」
「いまだっ!!」
柏崎 えんま市 金魚すくい 今だっ.jpg



「穴があいちゃった・・・」

「お兄ちゃん、がんばったから一匹あげるよ」とおじさん
はじめてまじかに見た金魚におっかなびっくりの息子。
喜んで持ち帰りました。
柏崎 えんま市 金魚すくい 採れた.jpg

露店の他にも、地元の消防車に乗ってみたりとても喜んでくれました。
柏崎 えんま市 消防車乗る.jpg 柏崎 えんま市 パンダ現る.jpg(大好きな消防車と苦手なかぶり物)

帰り際、「また来ようね」と息子に言うと
「明日?」と息子
そうだなぁ、楽しい縁日は毎日でも行きたいと僕も思いました。

夏休みまであと一カ月。
ただいま夏休みのオススメプランを鋭意制作中です。
実は和泉屋にはファミリー向けのプランが無かったんです。
今年の夏の思い出作りのお手伝いができるよう頑張ります(^v^)

こんな風に子供のテンション上がって「見て・触って・体験して」をテーマに楽しめるプランを作成中!!
↓↓↓↓↓↓
柏崎 えんま市 消防車 テンションあがる.jpg

親バカのブログ部 安尾でしたm(__)m

【おまけ】

柏崎は海沿いの町。
せっかくなので、帰りに海に寄ってみました。
お気に入りのサングラスをかけてパチリ!と
柏崎 海に寄ってみた 2.jpg

潮風が気持ちいいので
手をつないで堤防に乗せてあげると・・・大泣き。
高いところが苦手のようです。
柏崎 海に寄ってみた ビビリ.jpg

2012年06月02日(土)

久々の笑顔プロジェクト

おはようございます。
ゴルフ部の活動に参加できず悔しいイカピーでございます。
チカちゃんにも久しぶりに会いたかったなぁ(´・ω・`)

今回ゴルフに参加できなかったのは、会社の指令により
「防火管理講習」を受けに行っていたからなのです。
つい先日も死傷者の出たホテル火災が報道されました。
防火管理者.JPG
和泉屋の夜の安全は私が守ります(`・ω・´)

さて本日のタイトル、覚えていて下さる方はいらっしゃるでしょうか?
お正月にやった「お客様の笑顔の写真にイカピーも入りこんじゃう」という企画でございます。
まぁ私自身もすっかり忘れ去っていましたけどね。

今回、写真を撮らせていただいたのは「吉村さんご夫妻」
旅館のブログでお客様の個人情報を漏洩するなど言語道断なのですが、
プライバシーに触れない範囲でご紹介したいと思います。

このご夫婦は雪の深い時期を除いて毎月1度は和泉屋に来て下さる超のつく常連さん。
80歳を超えるお歳ながら自慢のクラウンを駆り毎月県外よりお越しいただいております。

五十嵐の吉村さんとの最初の思い出は、忘れもしない2004年10月23日のこと。
そう中越震災の日です。

吉村さんご夫婦はこの中越震災の日に、和泉屋にいらっしゃったのです。
お客様の避難誘導を終え、フロント男性スタッフはお客様の車を順番に安全な広い場所に移動していきました。
その時、私が吉村さんのクラウンを移動させていただいたのが最初のご縁でした。
車を移動し、今後のお話をしに伺った時に
「これから本当に大変だろうけど、がんばってね」
とご自分の不運を微塵も見せず私達のことを案じてくださったことが深く印象に残っています。

その後も中越沖地震や東日本大震災、そのほか水害や豪雪など新潟県が災害に見舞われるたびに「蓬平は大丈夫?みんな元気にしてる?」と電話をくださいました。

ご高齢でちょっぴり車の運転が心配なお歳になられました。
私、五十嵐をはじめ1か月に一回、このご夫妻に会うのを楽しみにしている和泉屋スタッフはたくさんいます。
来月もその先もずーっと元気な笑顔をみせてくださいね。
吉村さん.JPG