越後長岡 よもぎひら温泉 和泉屋

よもぎひらの日々の出来事 和泉屋のブログ

2012年07月25日(水)

うなぎの日

おはようございます。
先日会社で行われた健康診断にて非常な現実を突き付けられた失意のイカピーでございます。
この体型を見れば、さもあらんというところなのですが・・・・・

突然ですが、日本史の問題です。
Q 平賀源内が発明した物を挙げなさい。

正解はのちほど。

この季節になるとスーパーやコンビニで「土用の丑の日 ウナギの予約受付中」なんてポスターを良く目にします。
ウナギが一番おいしい旬の時期は晩秋から初冬。
なんでこの夏の時期にウナギを食べるのが一般化したのでしょうか?
初ウナギ.jpg

諸説ある中で一番有名なもの紹介します。
江戸時代にあるウナギ屋さんが、夏場はウナギの味が落ちるし鮮度も落ちやすく売れないと悩んでいました。
なんとか夏場にウナギを売る方法がないかと、町で有名な知識人である平賀源内さんに相談にいきました。すると・・・
「丑の日は『う』の文字で始まる食べ物を食べると夏負けしないと言われている。ウナギには夏負けしない栄養もあるからそれを宣伝するといい」
とコンサルティングを受けました。
町の人たちも平賀源内が言うなら間違いない!と夏場のウナギは大ヒットしたそうです。
それ以来、そのウナギ屋さんに限らず「夏場の土曜の丑の日にウナギを食べる」という習慣が一般化したそうです。
現在は養殖技術や保存技術も向上し、夏場でも美味しいウナギがいただけますしね (`・ω・´)

うまい!!.jpgマナミうなぎ.jpgウナギうれしい~.jpg
イカピー以外のゴルフ部メンバーで美味しいウナギ屋さんに・・・の一幕 orz
最近仲間外れ多い・・・(´・ω・`)

さて、最初の問題の解答です。
一般的に平賀源内さんの発明品として有名なのは、現在の電気のもとにもなったといわれる「エレキテル」ですよね?
でも実はこのエレキテルはオランダで発明され、壊れた者が日本に持ち込まれたものを平賀源内さんが『修復・製造』したものなので、
正しくは彼の発明ではありません。
彼が発明したものには「火浣布(石綿・アスベスト)」や「竹とんぼ」なんていうものが挙げられます。
この「夏場のウナギの日」という文化も平賀源内の発明と言っていいんじゃないでしょうか?

みなさんも、栄養のあるものを食べて夏場を乗り切りましょう!

2012年07月16日(月)

ごちそう

おはようございます。先日7月10日に31歳になりましたイカピーでございます。
誕生日にはお休みをいただき、実家でリフレッシュして参りました。
そして和泉屋の仲間にいわってもらいたいがために、ケーキを持参し「ハッピーバースデー私!ケーキ買ってきた!祝って!」
と押しつけがましく差し入れた寂しがり屋のイカピーでございました。
まぁ、パチンコで勝ったからお裾分けの差し入れだったんですけどね。

本日の言葉。
「今日はごちそうだよ」言われるとワクワクしますよね。
そしておいしいご飯をいただいたら「ごちそうさまでした」と感謝の気持ちを言葉にします。

この「ごちそう」という言葉、漢字では「ご馳走」と書きます。

「馳」という字は訓読みで「はせる」と読み、「遠い土地へ思いを馳せる」とか「●●より馳せ参じました」
などというように使います。駆けるや走ると同じような意味です。

つまり「馳走」とは馳せる・走ると類義語を重ねた言葉で「すごく走り回る」「苦労して駆け回る」というニュアンスの言葉になります。
相手をもてなすためにどれだけの苦労と気持ちを込めたかという意味をあらわす言葉だったんですね。

現代ではもっぱら食べ物に対して使う「ご馳走」という言葉ですが、古くはおもてなし・サービス全般に使われるものだったようです。
寒い日に薪を集めて暖の用意をするのも馳走、部屋をきれいにし花なんかを飾っておくのも馳走、寝心地のいい布団を用意するのも馳走、と呼べ

るものだったのです。
そうやって考えると、私達旅館のスタッフの仕事は全て「馳走」と言えます。

和泉屋一同、板前・仲居の料理提供ばかりでなく、掃除係や我らフロントチームもお客様方が快適に過ごして頂けるように「馳走」し、
皆様に「ご馳走様」と言って頂けるよう、今日もがんばっていきます!(`・ω・´)

2012年07月07日(土)

智仁武勇

おはようございます。
ようやく夏物の甚平を新調いたしましたイカピーでございます。
いやぁ、甚平なかなか売っていないのですよ・・・3L以上のサイズのヤツが(;´ω`)
今なんだか方々から「アンタがやせればいいんでしょ!」との声が聞こえた気がします。
鋭意検討中ながら、前向きに善処する所存にございまする。

最近はお客様のみならず、和泉屋の取引業者さんからも
「ブログ読んでるよ」と声をかけていただけるそうです。
伝聞系なのは私が業者さんが出入りする時間帯にいないため。夜勤専門ですから(`・ω・´)
その業者さん達からも「これ書いてるイカピーって人、見たことないんですけど・・・・」と言われるそうです。
なかなか夜にお会いする機会がないですからねぇ。

では本日の言葉。
小さな子供がちょっとしたケガをしたときに
「ちちんぷいぷい、痛いの飛んでけー」って言いましたよね?(最近も言うのかわかりませんが)
この『ちちんぷいぷい』ってなにかの呪文のようですけどなんなんでしょうか?

この言葉の起源は江戸時代にあります。
3代将軍になる徳川家光の乳母だった春日局(かすがのつぼね)が、幼少期の家光に
「智仁武勇は御世の宝」
と言い聞かせながら育てたことに由来します。
つまり「賢さ、正しい心、力強さ、勇気、全てを持った立派な人になるのですよ」と少年に語ったことが始まりなのです。

その「智仁武勇(ちじんぶゆう)」が小さな子供が聞いて可笑しくなるような響きに転じたのが「ちちんぷいぷい」なんだそうです。
この言葉の起源は呪文の類ではなく立派な意味の四字熟語だったんですねぇ。

小さなお子さんをお持ちの親御さん方、「智仁武勇」の備わったお子様に育つように「ちちんぷいぷい」と言ってみませんか?