越後長岡 よもぎひら温泉 和泉屋

よもぎひらの日々の出来事 和泉屋のブログ

2012年11月19日(月)

ご年配の方への②

おはようございます。
1週間ほど風邪に苦しめられたイカピーでございます。
今回の風邪は長引きますゆえ、皆様もお気を付けあれ。

まずは久方ぶりに頂戴したコメントの返信をば。
>手田さん
お久しぶりでございます。
お察しの通りの冷え込みと、ご憂慮頂いた通りの体調不良に苦しんでおりました(; ・ω・)
また機会がございましたら和泉屋へお越しください。今度はお子様も一緒にお会いできると嬉しいです。

前回、五十嵐が日経新聞の記事を見て、ご年配の方々により喜んで頂くために、
どんなことができるか考えてみたというお話をいたしました。

和泉屋では現在、料理の量を少な目にして料金をお安くしたご年配向け企画「すこやかプラン」というものを行っております。
こちらはこちらでご好評をいただいているのですが、
ただ「ご年配向け=安価」という方向でなく
「おじいちゃん、おばあちゃんが、ちょっと高額でも喜んでもらえるようなサービス」
「たまには贅沢をしたい!という欲求を満たせるような企画」
というものを提供できないものかと、不肖五十嵐は愚考いたしました。

これまで私たちは宿泊プランを考える際、
女性向けプランなら、若い女性スタッフに、
ご夫婦向けプランなら、既婚のスタッフに、
ファミリー向けプランなら、小さな子供のいるスタッフに・・・・
と、それぞれどんなサービス特典があったら嬉しいかを聞いて企画を練ってきました。

しかし今回は和泉屋スタッフにそれほど高齢な者もおりませんので、どんな物が喜ばれるのか悩んでいます。
例えば、
「足の悪い方のために自宅までお迎えに伺うサービス」
「朝食のバイキングで料理をとってさし上げるサービス」
「地元観光をスタッフがガイドするサービス」
・・・・とまぁ実現可能かどうかはともかく、五十嵐が思いつくところではこんなところでございましょうか。

そこで、お願いでございます。
ご高齢の方を中心に、そのご家族の方々でも、
「ちょっと料金が高額でも、こんな年配向けサービスがあったら嬉しい」
というものがございましたら、このブログのコメントでも、直接お越し頂いた時にでもお聞かせいただきたいと思います。
和泉屋の一層のサービス向上のため、ご協力ください!

まぁ本音を言えば、和泉屋の利益のためというより、個人的におじいちゃん達が喜ぶことを知りたいという興味の方が勝るのですけれども(^ω^;)

2012年11月17日(土)

初雪

昨日は一段と寒い夜になりました。女将の智子です。
和泉屋 ともこ女将.jpg
(忘年会シーズンですね。皆さんも『うさ耳』つけて盛り上がるのはいかがでしょうか?)

今朝はあまりの寒さになかなか布団から出られませんでしたが、
意を決してカーテンを開けてみます。

やっぱりなぁ・・・寒いわけだ。

窓の外はうっすらと雪が積もっていました。

よもぎひらで初雪が降りました。

和泉屋 初雪 (2)_R.JPG
初雪はすぐに溶けて消えてしまうので
記念に撮りました。

やっと色づいたと思ったら、あっという間に
散っていく山の木々。
新潟の厳しい冬の訪れを感じられずにはいられません。

蓬平で過ごす毎日は、自然と共に生きていることを実感させられます。
でも、自分の力ではどうにもならないことがあるという事にも気付くこともしばしばですが・・・。

一面の雪景色はもう少し先のこと。今しばらくお待ちください。

和泉屋 雪景色.jpg
年を明けるとこんなに積もります。
初雪はかわいいもんですね(^_^)

よもぎひら温泉 和泉屋 女将 ともこ

2012年11月06日(火)

ご年配の方への①

おはようございます。
和泉屋のリレーブログ、今回はイカピーの番でございます。

五十嵐は日経新聞の連載小説や交友抄などの文化欄を読むのを毎朝の楽しみにしているのですが、先日珍しく一面の経済欄に興味を惹かれる記事があったので拝読しました。

その概要は
「今、日本人の購買力を年代別に分けると、40~60歳の壮年層と60歳以上の老人層がほぼかわらず、遠からず老人層がトップになるだろう」
「老人の方たちはお金を持っているが、老人対象の物が少なく、老人方はお金を持て余している」
「日本の製造業は老人向けの商品開発をするよりも、アジア諸国に廉価な商品を提供することに腐心している」
などなどです。

恥ずかしながら告白しますと、私は退職をなさり年金生活をされているご年配にそこまで金銭的な余裕があると考えていませんでした。
それが我々のような若年層はもとより、社会的地位があり、最も収入の高いと思われる壮年世代を追い抜かんほどの潜在的な金銭力があると聞いて、目から鱗が落ち、己の偏見を深く恥じ入りました。

そこで五十嵐が思ったのが「旅館業としてご年配の購買欲を満足させられないか」ということです。
上記の記事にあった通り、老人向けの商品が売れるとわかっていても、他国の若者向けに安い商品を大量販売したほうが利益になるというのが製造業の状況だそうです。
しかし我々旅館はお越し頂ける人数に限りがある為、薄利多売は目指すべきところではありません。

次回へ続きます。

2012年11月04日(日)

はじめて!?のおつけもの~三女将の挑戦~

こんにちは、以前書いたウナギ話のことでを良くイヂられる
ブログ部部長 安尾(ヤスオ)です。
うなぎ 安尾.jpg
「おれも喰いたいな~」とか、
いつ見てもウナギの話(更新してない)だからお腹いっぱいだよとか



皆さん、今回の話を読んで箸休めしてくださいm(__)m

前回の続き・・・

天空農園で収穫した『長岡菜
蓬平 女将 漬物挑戦.JPG

これを女将が自らの手でお漬物にするのが今回のテーマ。
にいがた朝ごはんプロジェクトの商品作りです。
(にいがた朝ごはんプロジェクトについてはこちら

蓬平 女将 漬物挑戦 (2).JPG
まずは、採れたて天空農園産『長岡菜』を洗います。

天空農園 蓬平.JPG
天空農園は有機肥料も使っていない、無農薬栽培!!
毎年、冬になると完全に埋まってしまう畑。
その畑で熟成された土(この辺りはベトっていいます。)が自慢です。
もちろん、自慢のベトで作った野菜も素晴らしいものばかりです。

蓬平女将会 長岡菜  (6).JPG
ベトを洗い流すのもよもぎひらの山々から湧き出る山清水
一年中、冷たい水が流れています。
洗い終わったら、かたい付け根を切り落としていきます。

蓬平女将会 長岡菜  (5).JPG 蓬平女将会 長岡菜  (7).JPG
さすが女将さん。手慣れた様子で早いこと早いこと。
それはまるで山姥(ヤ〇ンバ)・・・一流の板前のようです(^_^;)

蓬平女将会 長岡菜  (10).JPG
いよいよ、タルに漬け込む作業です。
「〇〇く~~ん、タル貸して~~」
用意された大きなタルに長岡菜を敷きつめていきます。

蓬平女将会 長岡菜  (11).JPG
「う~~ん、こんな感じかな
「いいんじゃない
「そんな感じ、そんな感じ
会話の端々に疑問符やアバウトなセリフが・・・
おもわず、「みなさんは漬物作ったりするんですか~?」と僕。
「ううん、やらいないよ!! 食べるの専門だもん(笑)」
と言いつつも、作業する手は止まりません。
さすが女将さん。やっぱり勢いも大切です!! と勉強させられました。

蓬平女将会 長岡菜  (12).JPG
手際良く詰め込んだら
バッ! ババッ!! っと勢いよく塩を振りかけていきます。
その姿はまるで、砂かけバ・・・(^_^;)

蓬平女将会 長岡菜  (13).JPG
「良し、塩はこれくらいかな?」
「〇〇く~ん、こんな感じ?」
う~んいいんじゃないですか?
何層にも重ねていきます。

蓬平女将会 長岡菜  (15).JPG
そして出来上がり、あとは一晩待つだけだそうです。

よもぎひらの女将が漬け込んだ『長岡菜』は
12月から各旅館の朝食に出す予定です。
ぜひともご賞味ください。
蓬平 三女将.JPG

和泉屋ブログ部 部長 安尾(ヤスオ)

2012年11月02日(金)

秋晴れとコスモス

皆さんこんにちは、女将の智・久コンビです。

私が久子です        こっちが智子です
   ↓↓↓                ↓↓↓
久子.JPG 智子.JPG

チョット気晴らしに『国営越後丘陵公園』行ってきました。
越後丘陵公園 (1).JPG

自称「よもぎひらのバラ」こと私たちは年中花盛りですが、
公園内のバラは見ごろを過ぎていたようです。
しかし、ほのかに漂う香りと一生懸命咲いている美しい花々に
見とれて参りました。
越後丘陵公園 (2).JPG 越後丘陵公園 (4).JPG
広々とした空間(日本海側最大の国営公園です)も訪れていた皆さんのお顔も
楽しそうでこちらもホット一息つきました。

広い公園内を散策していると、オススメを発見!!
売店にあった、ピンクのばらのソフトクリームです。
期間限定のその味は絶品でした。
(食べた後気づきました、まさかの写真撮り忘れ(T_T))

さらにオススメなのが、満開のコスモス畑です。
秋晴れに映えるピンクに白・黄色。
見ごたえ抜群でした。
越後丘陵公園 (6).JPG 越後丘陵公園 (8).JPG

丘陵公園内の木々も色づき、『秋』真っただ中です。
新潟の秋はあっという間に過ぎてしまいます。
ぜひ、新潟県の秋を探しに来てください。

三姉妹女将 モデル→久子 文→智子

2012年10月31日(水)

Trick or Treat

本当に長らくの無音を失礼いたしました。
イカピーでございます。
イカピー 和泉屋.jpg
無沙汰の理由は多々ございますが、お客様からの「最近どうしたの?」「楽しみにしてるんだけど」というお声から再び筆を執る気持ちになった次第にございます。

「 Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」
とある行事でつかわれる言葉なのですが、ご存知でしょうか?

日本でもじょじょに浸透してきている、ハロウィンという秋の行事で聞かれる言葉です。
オバケや怪物に仮装した子供たちが
「 Trick or Treat(いたずらされたくなければ、お菓子をちょうだい)」
と各家庭を廻り、もらったお菓子を集めてパーティをする・・・と日本におけるハロウィンの行程はこんなところです。

この行事の起源は古代ヨーロッパの「ケルト人」という人たちの文化だそうです。
ケルト人にとっての1年の始まりは11月1日で、10月31日はいってみれば大晦日にあたる日だったそうです。
その1年の始まりには、死者の魂や精霊がこの世に現れると言われていました。
日本でいうなら「盆と正月がいっぺんに・・・」というところですね。

ただ日本のお盆のように死者の霊を歓迎するのではなく、恐ろしいものと考えていたため、11月1日の前夜に魔除けの行事をしていました。
カボチャやカブを恐ろしい顔の形にくりぬき、なかにロウソクをいれたもの、「ジャック・オ・ランタン」に火をともし、怪物の仮装をすることで、死者の霊や精霊たちに「もっと恐ろしいものがいるから近づくな!」と威嚇する行事が元になったんだとか。
(調べてみると、もっと厳密な期限はあったんですが生死感や宗教観にいろいろ隔たりを感じたのでパスします(;´∀`))
ジャック.jpg

ハロウィンと言う言葉は、キリスト教で11月1日を聖人の日「Hallows(ハロウズ)」と呼び、その前夜に行われたイベントなので「HallowsEve(ハロウズイヴ)」それがなまって「ハロウィン」になったと言われています。
ただし、誤解してはいけないのが、このイベントはキリスト教とは無関係ということです。
(これも詳細は割愛します。宗教観をネットで語るのはタブーですよね(;´ω`))

元はちょっと怖い行事だったものが、アメリカなどを経て日本にくるころには子供を中心にした楽しいイベントに変っていったんですね。

そうそう、日本では子供向けイベントの解釈で「Treat」を「お菓子をちょうだい」なんて訳していますが、元の意訳に近づけると「いたずらされたくなければ、おもてなしをしなさい」という意味になるんだとか。
「おもてなし」と聞けば黙っていられない、我ら旅館業であります。

精一杯の「Treat」を用意してお待ちしております故、どうか「Trick」の方は平にご容赦くださいませ。

2012年10月28日(日)

ブログ再開!!

ご無沙汰していました。今日からブログを再開します。
ヤスオ 顔写真_R.jpg
久しぶりすぎて、ブログのIDとパスワードをど忘れ(^_^;)
かなり焦ったブログ部 部長 安尾(ヤスオ)です。

先日のよもぎひら温泉にある、3旅館の女将に同行して行った
天空農園」での野菜収穫のお話。
天空農園は、和泉屋から車で20分ほどの距離にある部落「竹之高地」にあります。天空農園の名の通り、標高約400mの場所に畑があります。(和泉屋は標高250m)
蓬平女将会 長岡菜 (23)_R.JPG

今回収穫するのは「長岡菜」。野沢菜とたい菜を掛け合わせたものだそうです。
始めてみる野菜に3旅館の女将たちも興味津津。
蓬平女将会 長岡菜 (4).JPG

畑のおじさんのアドバイスの元、3旅館女将がどんどん収穫します。
蓬平女将会 長岡菜 (12)_R.JPG 蓬平女将会 長岡菜 (13)_R.JPG 蓬平女将会 長岡菜 (14)_R.JPG

「うちの畑の長岡菜は苦くないヨ」とおじさん。
じゃぁ、採れたてを生でいただきます(^_^)
蓬平女将会 長岡菜 (32)_R.JPG
採れたての長岡菜は本当に苦味もなく、シャキシャキでサラダでもイケちゃいそう。

今回はこれだけ収穫しました。
蓬平女将会 長岡菜 (44)_R.JPG

今年は遅いといわれる紅葉ですが、よもぎひらの山々も例年より遅めです。
山の頂上から少しずつ色づいてきました。
今週の冷え込みで一気に色付いてくれるでしょう。
蓬平女将会 長岡菜 (46)_R.JPG

最後に3女将でパチリッ!!
蓬平女将会 長岡菜 (42)_R.JPG
この長岡菜はおいしい朝ごはんの「おかず」に変身させます。

次回は
「はじめてのおつけもの」~3旅館女将の挑戦!!~
をお送りいたします。
 蓬平女将会 長岡菜 (65)_R.JPG
ブログ部 部長 安尾(ヤスオ)

2012年07月25日(水)

うなぎの日

おはようございます。
先日会社で行われた健康診断にて非常な現実を突き付けられた失意のイカピーでございます。
この体型を見れば、さもあらんというところなのですが・・・・・

突然ですが、日本史の問題です。
Q 平賀源内が発明した物を挙げなさい。

正解はのちほど。

この季節になるとスーパーやコンビニで「土用の丑の日 ウナギの予約受付中」なんてポスターを良く目にします。
ウナギが一番おいしい旬の時期は晩秋から初冬。
なんでこの夏の時期にウナギを食べるのが一般化したのでしょうか?
初ウナギ.jpg

諸説ある中で一番有名なもの紹介します。
江戸時代にあるウナギ屋さんが、夏場はウナギの味が落ちるし鮮度も落ちやすく売れないと悩んでいました。
なんとか夏場にウナギを売る方法がないかと、町で有名な知識人である平賀源内さんに相談にいきました。すると・・・
「丑の日は『う』の文字で始まる食べ物を食べると夏負けしないと言われている。ウナギには夏負けしない栄養もあるからそれを宣伝するといい」
とコンサルティングを受けました。
町の人たちも平賀源内が言うなら間違いない!と夏場のウナギは大ヒットしたそうです。
それ以来、そのウナギ屋さんに限らず「夏場の土曜の丑の日にウナギを食べる」という習慣が一般化したそうです。
現在は養殖技術や保存技術も向上し、夏場でも美味しいウナギがいただけますしね (`・ω・´)

うまい!!.jpgマナミうなぎ.jpgウナギうれしい~.jpg
イカピー以外のゴルフ部メンバーで美味しいウナギ屋さんに・・・の一幕 orz
最近仲間外れ多い・・・(´・ω・`)

さて、最初の問題の解答です。
一般的に平賀源内さんの発明品として有名なのは、現在の電気のもとにもなったといわれる「エレキテル」ですよね?
でも実はこのエレキテルはオランダで発明され、壊れた者が日本に持ち込まれたものを平賀源内さんが『修復・製造』したものなので、
正しくは彼の発明ではありません。
彼が発明したものには「火浣布(石綿・アスベスト)」や「竹とんぼ」なんていうものが挙げられます。
この「夏場のウナギの日」という文化も平賀源内の発明と言っていいんじゃないでしょうか?

みなさんも、栄養のあるものを食べて夏場を乗り切りましょう!

2012年07月16日(月)

ごちそう

おはようございます。先日7月10日に31歳になりましたイカピーでございます。
誕生日にはお休みをいただき、実家でリフレッシュして参りました。
そして和泉屋の仲間にいわってもらいたいがために、ケーキを持参し「ハッピーバースデー私!ケーキ買ってきた!祝って!」
と押しつけがましく差し入れた寂しがり屋のイカピーでございました。
まぁ、パチンコで勝ったからお裾分けの差し入れだったんですけどね。

本日の言葉。
「今日はごちそうだよ」言われるとワクワクしますよね。
そしておいしいご飯をいただいたら「ごちそうさまでした」と感謝の気持ちを言葉にします。

この「ごちそう」という言葉、漢字では「ご馳走」と書きます。

「馳」という字は訓読みで「はせる」と読み、「遠い土地へ思いを馳せる」とか「●●より馳せ参じました」
などというように使います。駆けるや走ると同じような意味です。

つまり「馳走」とは馳せる・走ると類義語を重ねた言葉で「すごく走り回る」「苦労して駆け回る」というニュアンスの言葉になります。
相手をもてなすためにどれだけの苦労と気持ちを込めたかという意味をあらわす言葉だったんですね。

現代ではもっぱら食べ物に対して使う「ご馳走」という言葉ですが、古くはおもてなし・サービス全般に使われるものだったようです。
寒い日に薪を集めて暖の用意をするのも馳走、部屋をきれいにし花なんかを飾っておくのも馳走、寝心地のいい布団を用意するのも馳走、と呼べ

るものだったのです。
そうやって考えると、私達旅館のスタッフの仕事は全て「馳走」と言えます。

和泉屋一同、板前・仲居の料理提供ばかりでなく、掃除係や我らフロントチームもお客様方が快適に過ごして頂けるように「馳走」し、
皆様に「ご馳走様」と言って頂けるよう、今日もがんばっていきます!(`・ω・´)

2012年07月07日(土)

智仁武勇

おはようございます。
ようやく夏物の甚平を新調いたしましたイカピーでございます。
いやぁ、甚平なかなか売っていないのですよ・・・3L以上のサイズのヤツが(;´ω`)
今なんだか方々から「アンタがやせればいいんでしょ!」との声が聞こえた気がします。
鋭意検討中ながら、前向きに善処する所存にございまする。

最近はお客様のみならず、和泉屋の取引業者さんからも
「ブログ読んでるよ」と声をかけていただけるそうです。
伝聞系なのは私が業者さんが出入りする時間帯にいないため。夜勤専門ですから(`・ω・´)
その業者さん達からも「これ書いてるイカピーって人、見たことないんですけど・・・・」と言われるそうです。
なかなか夜にお会いする機会がないですからねぇ。

では本日の言葉。
小さな子供がちょっとしたケガをしたときに
「ちちんぷいぷい、痛いの飛んでけー」って言いましたよね?(最近も言うのかわかりませんが)
この『ちちんぷいぷい』ってなにかの呪文のようですけどなんなんでしょうか?

この言葉の起源は江戸時代にあります。
3代将軍になる徳川家光の乳母だった春日局(かすがのつぼね)が、幼少期の家光に
「智仁武勇は御世の宝」
と言い聞かせながら育てたことに由来します。
つまり「賢さ、正しい心、力強さ、勇気、全てを持った立派な人になるのですよ」と少年に語ったことが始まりなのです。

その「智仁武勇(ちじんぶゆう)」が小さな子供が聞いて可笑しくなるような響きに転じたのが「ちちんぷいぷい」なんだそうです。
この言葉の起源は呪文の類ではなく立派な意味の四字熟語だったんですねぇ。

小さなお子さんをお持ちの親御さん方、「智仁武勇」の備わったお子様に育つように「ちちんぷいぷい」と言ってみませんか?