越後長岡 よもぎひら温泉 和泉屋

よもぎひらの日々の出来事 和泉屋のブログ

2012年04月10日(火)

五十嵐の中越震災の記憶 ③

ずいぶんと間隔があいてしまいました。
ご無沙汰の五十嵐でございます。

中越震災のお話ですが、苦い記憶をたどるのはなかなかに筆が進みませんね。
それでは前回の続きよりおつきあいくださいませ。

さらに一夜が明け10月26日・月曜日
この日には山古志・蓬平に「避難命令」が下されました。
水道電気などのライフラインの停止やもともと細い蓬平の道が余震で崩落する可能性なども考えれば止む無しの処置ですが、長くそこで生活してきた人にとっては簡単に割り切れません。
特に闘牛や錦鯉を生業としてきた人にとっては家族を見捨ることを命じられたに等しい事。父が酪農家である私も気持ちがよくわかりました。

避難命令の避難先の指定は住所ごとに分かれていました。
私は蓬平や長岡市在住の仲間と別れ、山古志住民の避難先である「長岡大手高校」の体育館に避難しました。
そこで家族と再会し、また私を心配して駆けつけてくれた友人とも無事を喜び合いました。

2012年04月06日(金)

春よ来い~♪

皆さんこんにちわ 安尾です。
よもぎひらは朝から雪模様です。
IMG_2635.JPG
この時期に雪が降ると、「この雪が今年最後だね♪」と定番のセリフ
気づけばもう10回目は言ってますね(>_<)
今年は春が来るんだろうか・・・

とりあえずポチポチっと連打して体を温めましょう
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そんな、なかなか春が来ないよもぎひらで心が温まるエピソードがありました。

先日お泊まりいただいたお客様に、ご自身の結婚式後の方がいらっしゃいました。
新婚ホヤホヤのとても仲の良いご夫婦さん。
その旦那さんから、ご予約の際に奥さんへのプレゼントのご相談をいただきました。
リクエストはバラを使ったモノ。
そこで、いつも花束などを頼んでいる花屋さんにご相談させていただきました。
小千谷にある「ブ・ブラン」さんです。
この花屋さんはとてもおしゃれでセンスが良く、女将さんも大好き。
もちろん、お客さまからもご好評いただいています。

今回は、バラを百本使ったアレンジメントをお願いしました。
普段から和泉屋でも花束のご準備のお手伝いはさせていただいておりましたが、
バラを百本も使ったプレゼントの用意は初めて。
出来上がりが楽しみでした。

当日届いたバラがこちら↓
IMG_2483.JPG
籠いっぱいにつまったバラの花。セロファンの隙間から漂う香りが辺りを包みます。
(僕の写真の撮り方がへたで小さく見えますが、一人で抱えて持つのがやっとの大きさ)
花屋さんも、バラの花束百本は作ったことがあるけど、アレンジメントでのバラ百本は初めての試みだそうで、気合いが入ったそうです。

翌日の朝食後にお部屋にお届けさせていただきました。
とても喜んでいた奥さまの笑顔とハニカム旦那さんがとても印象的でした。

イカピーいわく、バラ百本の花言葉は「100%の愛」顔に似合わずキザですね( ̄ー ̄)ニヤリ dejikame 063.jpg

2012年04月02日(月)

春の訪れ

さ皆さんこんばんわ 安尾です。
今日は日本全国天気が良かったようですね。

まだまだ雪の残る蓬平にも春の訪れがありました。

雪割草 和泉屋③.JPG
みなさん、この花をご存知ですか?
新潟県の春の訪れを知らせてくれる『雪割草』です。
雪割草は、新潟の長く厳しい冬の間、深い雪の下でじっと春を待ち続け、雪解けとともに姿を見せ始める可愛い花なんです。

雪割草 和泉屋④.JPG
(昨日までつぼみだったんですが、一斉に咲き始めました。)

雪割草は多種多様で同じものが一つもありません。
この可憐な花をみるためのツアーも連日大人気のようです。

ぼくの雪割草お勧めスポットは、よもぎひら温泉から車で40分のところにある、国営越後丘陵公園雪国植物園です。越後丘陵公園は敷地も広大で、お子さん連れの方にお勧めです。いっぱい遊べます。雪国植物園は自生する雪割草を見ることができます。里山を歩くのできちんとした格好・装備をお勧めします。(こちらでは販売もしているようです。)

ぜひ、よもぎひらにお越しの際は、雪国の春の訪れを感じていってもらいたいです。

☆★今年の桜の開花予想(安尾)★☆

今年は大雪のため残雪がかなりあります。
例年より少し遅めの4/22~が見ごろではないでしょうか?

桜の開花は待ち遠しいですね。
桜 和泉屋.JPG
(和泉屋の玄関に生けている『桜』室内はあったかいので咲いています。)

次回は『花より団子』のイカピーがお送りします。

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2012年03月27日(火)

五十嵐の中越震災の記憶 ②

ご無沙汰をいたしておりました。イカピーでございます。
だいぶんに間隔があいてしまいましたが、中越震災の話の続きをさせていただきます。

一夜明けて10月25日・日曜日。
私達男性スタッフでお客様の車を保護し、女性陣がお客様方の帰宅方法や交通経路などを確認しました。
それらの仕事を終え一息つくと、それまで無我夢中で見えなかった「現実」が急に目に入ってきました。
地形すら変わった山々、ひび割れた道路、崩れかけた建物、それは訓練でも悪夢でもなく「現実」でした。
現実を認識し目の当たりにすると急に涙が溢れてきました。
「今、私にできることはなんだろう?」自問してみます。
方々が崩れた和泉屋の建物に入り、使えるものを回収し状況の把握をしました。
そして次に自分の問いに出した答えは「今のこの状況を少しでも広い範囲で見て覚えておこう」ということでした。
蓬平を下り始めたところで、智子女将と会いました。
女将も同じことを考えていたとのことで、二人で蓬平を歩き山古志村の入口付近まで状況を見て回りました。
傾いた建物、削られた山肌、いけすが崩れて道路に打ち上げられた錦鯉、など智子女将と一緒に見て回った震災翌日の光景は7年以上を経た今でも鮮明に思い出せます。

行楽シーズンの週末ということもあって、和泉屋の冷蔵庫には大量の食材が入っていました。
そして頼もしいことに、当時の板前さんの中に関西出身で阪神大震災を経験した人がいました。名前は「春木」さん。
和泉屋に入って日の浅い人だったにも関わらず、自分の経験で少しでも人助けをしたい。と率先して調理の指揮をとってくれました。
今はどちらにいらっしゃるでしょうか。きっとあの人も東北の惨状を見て人一倍に胸を痛めている1人だと思います。

地震の起きた当日から何度も家族と連絡をとろうと試みていましたが、25日の夕方になってようやく実家山古志の弟と電話がつながりました。
そして弟の口から聞いた山古志村池谷地区の状況を聞き唖然としました。
木造古民家の生家はかろうじて原形を留めている状況、父が営む酪農の牛舎も同様。そして今は屋根もない村のバス停駐車場に地域中の人が集まって毛布や布団に包まって救助を待っている状況だ。そう弟に伝えられました。
またも頭が状況把握に追いついていなかった私はただただ家族全員が無事であったことを喜び、励ましの言葉をかけることしかできませんでした。
(つづく)

2012年03月25日(日)

お土産選びに悩んでいませんか?

皆さん、ご無沙汰でした安尾です。
「安尾部長、そろそろブログ書いてください!!」とイカピー
「・・・・はい。再開します(^_^;)」

今日は、お土産の話。
お土産!? 和泉屋 よもぎひら温泉.jpg

みなさん、温泉旅行に出かけるとお土産買って帰りますよね?
お菓子にお酒、タペストリーや提灯。文字入りの木刀なんかも定番です。(修学旅行かw)
お土産には必ずわたす相手がいます。だから皆さん、お土産選びに悩まれていますね。
隣で旦那さんが「早くしろよ~」って言いながら、
「ちょっと待って待って。隣の山田さんちのお土産どれがいいかなぁ?」と奥さん。
よく売店で見かける光景です。

おみやげで一番喜ばれるのは旅先ならではのものではないでしょうか。
僕のオススメは『よもぎひら温泉まんじゅう』です。
温泉まんじゅう よもぎひら 和泉屋 売店.JPG
「な~んだ、温泉まんじゅうなんてありきたりだな~」って声が聞こえてきそうですが、
この温泉まんじゅうが出来たのは実は最近のことなんです。

よもぎひら温泉には高龍神社を中心に3軒の旅館と4件の食堂・お土産屋さんがある温泉場です。
長い間、それぞれのお店が個性とアイディアで商売してきました。
でも、知名度のまだまだ低いよもぎひら。
この小さな温泉場をもっと盛り上げていこうと皆で話し合いました。

「よもぎひら温泉をアピールできる商品を作ろう」
「温泉といえば・・・温泉まんじゅうでしょ!!」 
んな感じで意外とあっさり始まった温泉まんじゅうづくり。
でも、完成までには長い時間がかかりました。

この温泉まんじゅうで皆が一番こだわったのは味でした。
たくさんの試作品を前に女将さんたちが「あーでもない、こーでもない」と連日話し合い、来る日も来る日もまんじゅうを食べ続けやっと完成したんです。(隣で「ちょっと太った」って言ってます)
だから味には自信があります
1パック8個入りで定番の「茶まん」と蓬平にちなんだ緑の「よもぎまん」2種類入り。
皮はしっとりもちもちの食感。あんは甘さ控えめのこし餡。
温泉まんじゅう 茶まん よもぎまん 和泉屋.JPG
大人はもちろん、お子様やお年寄りの方にもお勧めです。

よもぎひらにお越しの際は、新名物「よもぎひら温泉まんじゅう」をお土産にいかがでしょうか?

最近ご無沙汰だったせいで、ランキングがガタ落ち
面白いブログ(!?)目指してがんばります。
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2012年03月14日(水)

WhiteDay

おはようございます。イカピーでございます。

前回に引き続き中越震災の話を書くつもりでしたが今回はお休み。
本日はホワイトデーでございましたので私の好きなお菓子屋さんについてご紹介します。
やしろ1.JPG

お店の名前は「Yashiro」さん。
長岡市ではなく、イカピー一家が震災後に引っ越した柏崎市のお店です。
当ブログで昨年末「30代男たちのクリスマス」のときにもちょっとご紹介したのを覚えてくださってる方もおられましょうか?
今回はお店の方の許可をいただき、写真つきでご紹介いたします。
やしろ2.JPGやしろ3.JPG
どれもおいしそうです。
こちらのお店はチーズ系のケーキやスフレなどが特においしい!
乳製品好きの五十嵐にはたまりません。

やしろ4.JPG最後にお店の外観を。
今回のホワイトデーもバレンタインのときにチョコをくれた会社の女性陣へのお返しをこちらで購入しました。

和泉屋のみんな喜んでくれるといいな。

和泉屋のご宿泊のお帰りにお立ち寄りを・・・・とオススメするには和泉屋からちょっと距離があるのですが、海を見たりお魚を買ったりと柏崎に観光に立ち寄られる際にはお勧めしたいイカピーイチオシのお店であります。

↑のyashiroさんの外観をご覧いただいてわかるように3月も中旬だというのにこちらは相変わらずの雪景色でございます。
雪の降るクリスマスをホワイトクリスマスと呼んで、世のカップルさん方に喜ばれたりするようですが、こんなにホワイトなホワイトデーは遠慮したいところです。

みなさんはホワイトデーにどんなお返しをしましたか?orされましたか?

2012年03月11日(日)

五十嵐の中越震災の記憶

おはようございます。イカピーでございます。
これを記しているのはもう日付が変わろうかという時刻ではありますが、本日は3月11日。東日本大震災から1年という日であります。

震災を経験した者として、今も避難所生活を送ってらっしゃる方々の様子などを報道で目にすると胸が痛みます。
あの被害状態を目にし、今も苦しい生活を強いられている方々を思うと、私たちが経験した中越震災を苦労話にして語ることが憚られるところです。
しかし、現在でもお客様より中越震災当時のことを聞かせて欲しいというお声が多く、女将に「いかにして和泉屋を復興させたかの講演」をしてほしいというオファーも多々来ております。
当ブログ部のヤスオ部長から「僕たちスタッフの目線から中越震災の経験のことを書いてみるのもいいんじゃない?」と言われ、キーボードを叩いているところであります。

2004年10月23日土曜日冷え込みの厳しい秋の日でした。
和泉屋は行楽シーズンのしかも週末ということで、大型バスでの団体様を迎え、お客様の総勢は150人を超える満員御礼の日でした。
現在は夜勤専門の五十嵐ですが、当時は午後から夜までのシフトで勤めていました。
我々にとっては忘れ難い「PM5:56」
私は売店コーナーでお客様の応対をしていました。
最初に感じた横揺れ、これは「けっこう大きいな」という程度でそれほど驚きませんでした。
それから数十秒後でしょうか、今まで経験したことのない縦の揺れに襲われました。
売店にの棚に並んだマグカップやお酒などがいっせいに飛び出し床に残骸を散らします。
ちょうどその時いらっしゃったお客様がブティックハンガーに並んだ服を見ているところでしたが、そのハンガーラックも倒れこみました。
そのお客様ご自身もバランスを崩し床に倒れましたが、上から倒れかかってきたのが服だったのがまだ幸いだったと思います。
それがお酒や陶器の並んでいるコーナーだったらと思うと今でも恐ろしくなります。

そのお客様を玄関方向に誘導した後の私の記憶は飛び飛びになっています。
フロントの先輩方と「6F客室全部避難OK!」「お風呂場も避難完了!」「エレベーター使ってる人もいない!」などと手分けをしながら館内を走り回ったのはおぼろげに覚えています。
「あの状況であれだけ冷静で迅速な対応ができたアンタ達を私は誇りに思う」と今でも智子女将は褒めてくれます。
ただ、ほかの先輩方は知らず、私に関して言えばその段階では「現実を受け止められていなかった」と自己分析します。
ただ夢中に走り回りながら気持ちでは「これは訓練の一種」とか「悪い夢でも見ている」といった感覚でした。

震災の起きた「5:56」という時刻。
ちょうど団体の方を中心に大半の方が夕食の席についている時間でした。
一所に集まっていたために避難が円滑だったこと。夕食が始まると釜飯や鍋物に火を入れるのですがその直前だったため火災を避けられたこと。などは不幸中の幸いな要因だったと思います。
反面、冷え込みの厳しい日に皆様お風呂上りの浴衣1枚。さらに夕食前の地震による空腹。とその後を過ごすには厳しい状況でした。
女性スタッフで社員のまかない用に炊いてあったご飯をオニギリにし、売店のお土産用のお饅頭や漬物などをお客様に配りました。
私たち男性陣は揺れが少し落ち着いたのを確認すると、チームを組んで布団倉庫や浴衣倉庫に入り少しでも暖を取れるものを集めて来ました。
そして団体さんを載せてきた大型バスや和泉屋のバスの中になんとかお客様を収容したのを覚えています。
その段階で出来ることがなくなると、とりあえず解散となりました。
その時に至ってもまだ現実を受け入れられていない五十嵐は「建物には入るな」という周囲の忠告も忘れ、いつもどおりに社員寮に戻りベッドに潜り込みました。
夜が明ければ日常が戻ってくると信じるようにして・・・・
(つづく)

2012年03月09日(金)

●●風食品 ②

おはようございます。毎朝の楽しみは日経新聞の連載小説「等伯」
戦国時代の画家を主役にした歴史小説で、絵画の世界も奥が深いなぁと感じさせられます。小学校から図工や美術の成績が2だったイカピーには遠い世界のお話でございますけれども(´・ω・`)

さらにさかのぼって思い返すは小学生の頃食べた、みんな大好き駄菓子。
「人生で大切なものは全て駄菓子屋で売っていた」とよゐこの有野さんもおっしゃっています。
有野課長.jpg
その代表格である「よっちゃんイカ(正式名称・カットよっちゃん)」みなさんもお好きですよね(断定)
よっちゃんイカ.jpg
じつはアレってイカだけじゃなく、鱈のすり身をイカに似せてるものと混ぜてあるってご存知でしたか?
それを知った小学生イカピーは衝撃でしたね。
これほど長くにわたって愛される製品を原材料の値上げなどにも負けず一定価格で提供し続ける「よっちゃん食品工業」
ならびに同会長であられる金井芳雄さん(ニックネームよっちゃん)には頭の下がる思いです。

コピー食品のもとの主旨は「高価でなかなか口に出来ない物を安価なもので似せて作る」ことにありました。
しかし食生活も豊かになり、ただ高級な物のマネをするだけではない多様な目的でつくられるコピー食品がでてきました。
お祝い菓子で定番の砂糖でつくられた和菓子の鯛、洋菓子でもマジパンでいろんな形の物を表現しています。
お坊さんの精進料理など肉が食べられない人のために大豆を磨り潰したものを肉や魚に見立てた「もどき料理」などは肉と間違うほどだそうで、一度食べてみたいですね。
その他、マーガリンも元々はバターのコピー。フルーツ風味の清涼飲料で無果汁のものもフルーツジュースのコピーと言えます。
あとはビールのコピーである「発泡酒」お世話になってる方も多いのではないでしょうか?

物によっては商品名の詐称だ!とお怒りになる方もいらっしゃるようですが、イカピーは基本的にこういう「上手なだまし」の類は大好きです。
単に価格を安くするためのものやマネするだけのものに留まらず、様々な創意工夫によって生み出された「コピー食品」
みなさんが見つけた意外なコピー食品、よかったら教えてください。

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2012年03月08日(木)

●●風食品

おはようございます。
友達に借りた漫画「へうげもの」にハマり茶道に興味のでてきたイカピーでございます。まぁ緑茶があまり好きでないうえ、正座を5分もしていられない段階でアウトなわけですが。そもそも茶室に入れない可能性すら・・・・。
へうげもの.jpg

閑話休題。
本日の本題に参ります。
もう10年以上前のことにまりましょうか、私がある飲食店でアルバイトをしていた時の話を致します。
夕食時で忙しく、料理の盛り付けをバイトの私も手伝うことになりました。
その時のメニューを正確に覚えていないのですが、白身魚の洋皿だったと思います。
その洋皿の仕上げにちょっぴりキャビアをのせるのを私は任されました。
キャビアといえば世界三大珍味!チョウザメの卵というやつでございますよ。
超庶民イカピーはその響きだけでテンション↑↑
それを少量とはいえ仕上げに添えるとは豪華!とそのキャビアの瓶詰を手に取りました。
そういう時に産地表示や原材料表記を見るのがイカピーの癖であります。
そこでイカピーが目にしたものは・・・・

食品名:キャビア風食品
原材料:海藻エキス・植物性油・・・etc
あれ?チョウザメどころか魚卵の表記がない、それどころか動物性の食品ですらない!
後で調べたところ、海藻から抽出したエキスを風味付けしてゲル状のカプセルにしたものだそうです。
そこまで高級な物でないと知り、ちょっと食べさせてもらいました。
あ、いける。
庶民イカピーは本物のキャビアなんて、一度頂き物の瓶詰を食べたことがあるくらい。
その時のは正直、塩味がキツすぎるのと独特の香りが受け入れがたくあまりおいしい印象がありませんでした。
この「キャビア風食品」はベースの味や風味をそれらしくしながら、全くキツさがなく食べやすい。
表示などを見ずに「これがキャビアだ」といわれて出されれば庶民イカピーは確実に信じましたね。

それと同じつくり方で耳にしたのが「イクラ風食品」
キャビアと同様、生臭さなどがなく風味を真似しつつもアッサリした食べ物になってます。
こちらは以前より輸入イクラの値段が安くなったため、わざわざ真似をしなくてもよくなり、ほとんどみられることが無くなったそうです。
見分け方・・・・ということでもないんですが、本来の魚卵は動物性タンパクなので熱湯などにつければ鶏卵のように白く固まります。
しかし植物エキスを使った「風味食品」は熱を加えても色がそのままなのです。
新潟の郷土料理「のっぺ」などに「ととまめ」と呼んでイクラなどの魚卵をいれますが、そのときにまったく変色しなければコピー食品となるわけです。
コピーいくら.jpg

続きは次回に。またご覧くださいませ。

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2012年03月07日(水)

温泉大実験 おまけ

和泉屋のでんじろう先生こと、安尾(ヤスオ)です。

今回は、まさかの温泉実験編 vol.3
周りには「もうやめたら?」って言われたけどやります。

だって苦労して用意したリトマス試験紙。
前回の実験じゃアルカリ性のものしか結果が出なかったし、
酸性の変化も見てみたいっ!ってことで試しました。

今回の試験水は
満を辞しての登場
コイツだっ!!
↓↓↓↓↓↓↓

和泉屋 実験 コーラ.JPG
みんな大好きコカコーラ!!
あのピリピリの喉越しは酸性だろうってことで試しました。

まずは、「見る」
和泉屋 実験特別編 コーラをみる.JPG
黒いっ

さらに「のぞく」
和泉屋 実験特別編 コーラをのぞく.JPG(底に文字が書いてあります。)
なんも見えねぇ・・・当たり前かw

では、さっそく実験開始
リトマス試験紙に垂らします。
和泉屋 実験 リトマス紙にたらす.JPG
するとすぐに反応が

和泉屋 実験結果 コーラ.JPG

赤色のリトマス試験紙はそのまま=アルカリ性ではない
青色のリトマス試験紙が赤色に=酸性
さすがコーラ。あのピリッピリ感はだてじゃない。

予想通りの酸性の反応でした。

これで今回の実験ですべての反応を見ることができました。

お連れ様、俺ってことで
和泉屋 実験 コーラを飲む.JPG

くぅあ~~~
うまいなぁコーラ
コーラサイコ~~♪

おしまい